明晰に見せて、倨傲(きょごう)であり涜聖(とくせい)である

(音が)中空に成就する美のあとに、自分の内翻足と暗い認識が前にもましてありありと新鮮に残ることのほうを愛していたのだ。

美がわが体内をとおりすぎて跡形もないこと、それが絶対に何ものをも変えぬこと・・・・・・柏木の愛したものはそれだった。

三島由紀夫「金閣寺」より

手合い達(オーバ、マーラなど様々な呼び名にたとえている)は、美が自分を通しても変わらない自分を見て得意になっている。

美しい風景、美しい芸術、真善美などに触れても、変わらない不幸を広める自分に陶酔して、真善美を通しても人がより良くならないように見張っている。

手合いは、人と接するときは、仕事か面接に臨むような気持ちで日々過ごしている。

柏木、溝口のような心の手合い。エドガー・アラン・ポーの短編小説「黒猫」で酒を飲んで、悪魔につかれてからの主人公のような心がオーバの心である。

ちなみにオーバは、酒を飲む飲み会に参加しながらも、自分の目の前にいないターゲットにした人物が不幸になるように思い続けることなどをしている。

顔で笑って心で泣いているように、楽しそうにお酒を飲んで話をしていても、呪い続けているのだ。

三島由紀夫の「金閣寺」に登場する鶴川のような好人物に周囲には見せているが、鶴川ではない。溝口か柏木である。

オーバは悪魔につかれているから(人+低級霊の集団)、スナイパーなどをすることができて、ターゲットが不幸になるように思い続け、自分達を良さそうに見せる、思わせるのは容易なことだ。

さらに悪魔につかれていなくても、自分を良く見せるということは、お道化のように仕事や面接であれば誰にでもできるはずだ。

戦争の跡

囲い込みをされているあなたへ。

囲い込みをされていることに気づいていない人に言ってあげられる人へ。

オーバ達(囲い込みをしている手合い)があなたに(ターゲットにした人に)思い込ませたこと、言ったことに対して、現在と現在進行、未来は当然のこととして、過去にさかのぼり、しっかりと正確に思い出して、「言うことを聞かない」ということをしなければならない。

水を飲んではいけない。お茶を飲むべきだ。○○が出演している映画は見てはいけない。○○が出演している映画は見ていい。映画は見てはいけない。音楽は聞いてはいけない。本を読んではいけないが、実用書ならばよい。

など、理由を考えさせたり、理由はこうだという思いをうつしてみせたり・・・・・。

その際に気を付けなければいけないことがある。

オーバ達があなたに(ターゲットにした人に)思わせる嘘の記憶だ。

オーバ達は、あなたに(ターゲットにした人に)「そういえばこういうことがあった。あの人はこういうことを言っていた。」と、ありもしないことを思い出させて、思わせることをする。

オーバの手法に引っかからないようにしながら正確に思い出して、オーバ達の囲い込みによって思い込まされたことをなくす。

知らず知らずのうちに思い込まされているものだ。

私の場合、知っていたら行動を共にはしていなかった。友人のように付き合いはしなかった。いつの間にか思いをうつされて、様々なことを思いこまされていた。

無意識に、いつの間にか、だ。

オーバの手法

ないと言えることがある。ありえる。たまにそんな人がいる。そういう人がいるかもしれない。よくよく考えてみれば、日本全国、世界中にそのような人は一人ぐらいはいるかもしれない。

という気にさせて、普段着で入れ替わり立ち代わり複数で囲い込みながら「思いをうつして」、いつの間にか、滅多にあるかないかわからない、言葉、思い、行動がありえる、とあなたに思い込ませる。

思いをうつしやすい「気が緩んでいる、あやふさ、あいまい」な状態に、あなた(ターゲットにした人)を少しづつ変えていく。

そして、オーバ達が自分の思いつきや都合が良くなるように作った「こういうのが良い」「世の中、世界中はこうなったいる」「ここでは、こうだ」という暗黙の了解、ルールのような「思い」をうつす。あなたの思考、思いのすべてにするのだ。

倒錯した思いを肯定させて、人が不幸になる角度に変えていく。

コナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズの思い出」収録の「グロリア・スコット号」には、背が高く魅力的な美男子で人を惹きつけずにはいられない、少しでも近づけたら幸せを感じるような男が登場する。名前はプレンダガストと言う。
しかし、囚人であり脱走を計画して、実行。自分の敵となった敵側の人たちを全て殺そうとする。

オーバたちは人を惹きつけずにはいられない魅力的な人物のように、オーバたち自身を思わせる。

人を惹きつけずにはいられない魅力的なことはないのだ。理性で考えればわかる。理由がないのだ。(1、2つくらいはあるものだが、1、2つくらいは誰でもあるだろう。)むしろ、さかさまだ。

やり方が汚い、迷惑、不良、他人を蹴落として成績をあげる、依存の固まり、人のせいにすることが多い、群れだから強がっているが群れから抜ければ一人では何もできない。

極端な、顛倒(てんどう)、倒錯、サイコパス、無慈悲、利己主義、唯物主義、物質主義、差別主義者・・・・・。

魅力的に思わせ、感じさせるのが得意なのだ。ただ魅力的に魅惑的に思える「念」をあなたにうつしているだけ。

しかし、複数人で理由を作ったり、理由を考えさせるから厄介なのだ。

オーバ達は、プレンダガストでもある。

参考
黒猫/アッシャー家の崩壊 (新潮文庫) [ エドガー・アラン・ポー ]
金閣寺 (新潮文庫 みー3-8 新潮文庫) [ 三島 由紀夫 ]
シャーロック・ホームズの思い出 改版(新潮文庫) [ アーサー・コナン・ドイル ]

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