自分のもの、他人のもの

アメリカは世界一の経済大国です。なぜ、失業者がいるのでしょう。なぜ、収入、財産に大きな差があるのでしょう。

ある3つの会社の会長・CEOなどを兼ねていた方は、高収入であったにも関わらず、会社の金を私的に流用していました。
収入は、その時までもらっていた1/100でも十分にやって行けたはずです。
しかも、桁外れのリストラを堂々と行って、人員整理の代名詞のようであった時期もあった方です。

ホームレス、貧困状態になることを自ら進んでいる人は別にして、経済の仕組みが良くないのです。
他国からの移住者に対応できずに自国民が失業するから自国第一主義にすると言う現在のアメリカですが、経済の仕組みが良くないのです。
また、文化、思想の違いで治安が悪化するといいますが、治安の悪化もまた根本的な経済の仕組みが良くないのです。

アメリカはオーブンで日本よりも本音で話をす仕組みになっていると言われていますが、実は、日本よりずっと本音と建前がすごいという話を聞いたことがあります。

日本人の多くは、アメリカや中国に対して憧れを持っていないように思います。アメリカや中国の多くの善良な人たち、心ある美男美女や心ある才能のある人物、尊敬できる人物などは別にして、 日本人はアメリカや中国をイメージ通りに好んでいないし(嫌いという意味ではありません)、目指してもいないして、手本にもしていないということは、実は経済大国になりたいわけではないのではないでしょうか。
心のどこかでは、経済社会を望んでいないのではないでしょうか。東京は世界一の経済都市ですが、東京だけでお金がまわっているわけではないし、経済優先では日本はやっていけません。

東京の中だけで、ゼロから全てを生産して流通、加工、販売しているわけではありません。お金だって、地方があっての大都会「東京」です。

忙しい忙しいと生活や遊び、趣味に追われています。追っているのではありません。しかも情報過多。遊びは溢れています。一昔前までは考えられないことです。
やりようによっては、ゲームなどは一生遊べるようなソフトが普通に出ています。映画、音楽、本、漫画など読みきれない、選べないほどたくさんあります。
テレビの番組も同様で、インターネット動画なども見きれないほどたくさんあります。検索は盛んに行っています。

思索

検索ではありません。思索です。自分の意思で脳内で自由に再生する普通の意識です。

自分の意思とは別に、自分の意識ではない無意識が勝手に再生する「思い」。

思おうとしても思えないのに、思いたくもないのに思ってしまう。異常意識(記憶・他者の想念)があったりします。

さて、情報過多な現代に想像力が必要な読書はいかがでしょう。読書と明治時代にはよくあった思索。

いい風景と道

現代の忙しい社会生活では「思索」をしている人は、あまりいないように感じます。

思索を盛んにすれば、自分がわかります。あらゆる事象に騙されなくなることでしょう。自分で考え、思いを巡らす。
自分の心を見る、知る。嫌な思い、弱る思い、楽すぎていいのかという思い。
理屈だけでも矛盾はないか考えるだけでも相当な収穫になります。

参考文献

草枕 改版 (新潮文庫) [ 夏目漱石 ]
三四郎 改版 (新潮文庫) [ 夏目漱石 ]
それから 改版 (新潮文庫) [ 夏目漱石 ]
門 改版 (新潮文庫) [ 夏目漱石 ]
心靈講座 読みやすい現代語訳 [ 浅野和三郎 ]