自分達は厳しいことを守っているのだ。人気を得るための勤めと戦の元

釈迦(仏陀、ゴータマ)の弟子に提婆(ダイバ)という弟子がいた。
今で言うと人とお金を集めるのが上手な提婆(ダイバ)。提婆(ダイバ)は、国の皇太子(王子)まで入信させたところから、信頼や名声を多く得るようになった。
しかし、提婆(ダイバ)は手段を選ばない男で、釈迦を追い出して釈迦の僧団を乗っ取ろうとした。また皇太子(王子)をそそのかして、皇太子の親である王を殺させた。

釈迦(仏陀、ゴータマ)の僧団を乗っ取るために、提婆(ダイバ)は、仲間を集めて、多くの修行僧や民衆の支持を集めるために、民衆たちに取って見栄えの良いような(一見すると、良さそうで、わかりやすく、理想のような)厳しい戒律を作って、自らを始め仲間たちに徹底して守らせるように決めた。

釈迦(仏陀、ゴータマ)の作った戒律は、人の多様性、気持ち、体が弱い修行者、時々の状況に合わせた柔軟性があり、幅のある戒律と戒律の守らせ方だった。
動機や都合によって、時に例外があって、戒律で決められてはいるが場合によっては許す場合や仕方がない場合があるといった、思いやりがあり、人の心、動機を当然に大切にしている戒律の守らせ方だった。

蓮の花

提婆(ダイバ)の戒律は、多様性や状況、動機は全く無視で、きっちりと、固く何が何でも守らなければいけないこと、理由を問わず戒律の通りにしなければならない、出家した人らしい「わかりやすく、厳しい戒律」。

多くの民衆の支持を得そうな厳しい戒律。人気を得るための戒律だった。

厳しい戒律を守りながら修行をしたいという修業を求める者や、厳しい戒律を守っている修行者に憧れる民衆、そして、「厳しい修業の戒律をきっちりと守っている人のためなら」と多くの民衆の支持、布施(金・物)を得そうな戒律を作って、提婆(ダイバ)と提婆(ダイバ)の仲間が、釈迦を追い出して、釈迦の弟子達すべて(釈迦の僧団)を支配するために、民衆や王族の人気を得て人々を支配するために、厳しい戒律を作って、自らも厳しい戒律を我慢して守ろうと始めようとした。

ダイバのような人間は時々いる。特に邪な奴に見えたり、危険な奴に見えたりしても、世間一般的に見た目の良さそうな形を作って見せているものだ。

あまり考えないで、パッとした見た目だけ(肩書、収入、物)を見てみると、何か草分け的だったり、雑草魂のような、地域社会に根ざしているような、幼い頃から前向きに道をひたすら歩んでいるように、派手さはほどほどで、世間一般の平均的な理想の形を見せているものだ。

そして、提婆(ダイバ)のような人間の集団が日本にある。ヘロデヤ1)傀儡【かいらい:操り人形】のように王の近くに位置して、王を言葉巧みに操って国を動かす。現実には会社や地域、学校など集団のなかで、リーダー的存在になりそうな人物や集団を動かす力のあるような人と仲良くなったり、そばについて、集団を動かせる人物をコントロールして自分の思い通り操ろうとする。新約聖書に登場するヘロデヤから。、自免天狗2)他人を、やかましくて批判しながらダメだとしているが、自分の考えは正当で自分は何をやってもいいとしているような、自分で自分に免許を出している「自分免許の天狗」から。、ゴロ3)いらないもめごとを作って、いらないもめごとを解決する仕事を作り出して、自分たちで解決するとしているゴロツキのようなところから。、ジコ坊もののけ姫に登場するなどと当サイトで名付けて、呼称している手合いたちのことだ。

釈迦の弟子の提婆(ダイバ)のような手合い

不満は少しは誰にでもある

日本は、5・15事件から2・26事件と軍国主義に向かったが、5・15事件の発端は、全国の若者の不平不満が爆発していたことにあるという。当時、勢力を全国のすみずみにまで広げて、若者の不平不満を大きくさせて吐き出させていた団体の一派があった。

参考:実際にあった事件の数々を映画化した「日本暗殺秘録

手合いを当サイトでは、ダイバとも呼ぶことにする。人気とお金(物、肩書)を集めるのに長けたダイバが普段行っていることに、ケンカをさせるという手法がある。

自分の幽体を相手の幽体に忍びこませて、過去のちょっとしたこと、現在のちょっとしたこと、冷静に考えると何でもないようなことを、怒り憤りと共に極端に大きくさせて、すぐに言いたいことを言わせて、やりたいことをやらせる。

相手のことを思いながら怒り憤り、過去に怒り憤ることがあった、などと強く念じることで、思われた相手は無意識のうちに、怒り憤るような材料を自分の過去から探し出して、材料となった思い出来事を気に留めて、極端に大きくてして吐き出そうとする。

ダイバは、現在も変わっていない。

多くの人達を支配するために必要な人気と金(物、肩書き)を得るための言葉4)場にそぐわない模範的な言葉、本心とは反対の美辞麗句、行動5)募金、ボランティア、親切、友情、愛情など見た目のための行動、思い6)ダイバ達の作った思いで支配する、ダイバたちの思いと行動と言葉を良いと思わせるに気をつけて過ごすこと。

参考文献
日本暗殺秘録
釈迦 (岩波文庫)

脚注   [ + ]

1. 傀儡【かいらい:操り人形】のように王の近くに位置して、王を言葉巧みに操って国を動かす。現実には会社や地域、学校など集団のなかで、リーダー的存在になりそうな人物や集団を動かす力のあるような人と仲良くなったり、そばについて、集団を動かせる人物をコントロールして自分の思い通り操ろうとする。新約聖書に登場するヘロデヤから。
2. 他人を、やかましくて批判しながらダメだとしているが、自分の考えは正当で自分は何をやってもいいとしているような、自分で自分に免許を出している「自分免許の天狗」から。
3. いらないもめごとを作って、いらないもめごとを解決する仕事を作り出して、自分たちで解決するとしているゴロツキのようなところから。
4. 場にそぐわない模範的な言葉、本心とは反対の美辞麗句
5. 募金、ボランティア、親切、友情、愛情など見た目のための行動
6. ダイバ達の作った思いで支配する、ダイバたちの思いと行動と言葉を良いと思わせる