生活の向上の指標が経済の数字とは、あまりにも酷い

うらやましい?憧れ?

全ての物事には、艱難(艱難辛苦)があります。見た目と実際が違うのはわかりますよね。

わかりやすく言うと、まず五感の受け取り方(感受性)が違います。

もし、視点が同じだったら、同じ時間、その場に2人存在することになります。パソコン、人、書類などを相手にする仕事の見た目は良さそうですが、人には感情があります。

人それぞれ、その時々、瞬間、瞬間の思い、感覚も見た目だけではわかりません。
実際、自分がついたことあれば、瞬時に理解できるものでしょうが、そうでない場合、また、その見た目の方が何故か心の多くを占めている場合など、深く想像して、その羨ましく見える人の背景や前後、状況などから、その人の感情、心の状態などを想像してみることが必要です。

自分で命を絶たれた方の家族や友人、知人がおられる方のお気持ちを察しいたします。
肉体労働など体を使うストレスで自殺をしてしまう方は、そう多くはないのではないでしょうか。私にも経験がありますが、そこまで行く前に肉体の痛みなどで、職場に出れなくなるのではないでしょうか。
自殺される方のほとんどは、精神的なもの・心・感情からではないでしょうか。

頭脳労働、デスクワークが羨ましい?
肉体労働は、仕事以外のことについて、自分で考えることが容易です。

読み書き話すことが多い仕事は、見た目と違って、その人の感情は様々です。仕事のことと周囲に合わせての言動、思考以外は、あまり自分で考えることができないというところが実際です。
勤務時間帯だけならまだしも、休日出勤、残業、家に持ち帰っての仕事、さらには会社の外でも仕事のために何かしていなければならない、となると、もう仕事のことしか頭にありません。自分自身を見つめる、自分を知る、自分で考えるということが、ほとんどできなくなってしまうでしょう。

もちろん考えられる場合もありますが、書類を読んだり、文章を作成したり、人と話をする、会社・仕事がらみのことが中心で、世間話にして相手にもわかるような話題で、仕事に(相手の機嫌など)支障がないような、そんな話題が多いものなので、頭の中は、そのようなことでいっぱいになっているはずです。

会社の利益、成果のために頭の中のほとんどは使われています。
それでいて、一般的な新聞やテレビのニュースなどから入ってくる情報などで、画一的になってしまいます。
民放は、スポンサーに都合の悪いことは よほど決定的に良くないことや大きいことでないとニュースにできません。

日本では、過労死や長時間労働が当たり前のようになっていて、どう考えてもあまりにひどいので、ILO(国際労働機関)から、何度も何度も改善要求が出されています。IMF(国際通貨基金)においてまで、過労死が問題視されています。さらには国連からも非難されています。
日本の労働環境は、世界中からとてつもなく批判を受けているのが現実です。
そして、日本は、とんでもなく自殺が多いのです。

死刑制度に関しても、このような文化と文明のある日本で死刑制度があるなんて、どこかおかしいことなんです。珍事なことです。特異的です。

その現状の中で、日本には高プロ導入と移民50万人計画があります。
高プロとは、高度な専門的な技術や資格などがある人材に、週休2日と年末年始とお盆休み程度の休日を与えて、健康診断さえ受けさせていれば、労働時間は無制限というものです。
対象職種は、これから決定されるということですが、厚生労働省が省令(国会を通さなくともよい)として発行するので、そのまま国民に知らされて施行されます。
まず、間違いなく少しずつ職種は広がっていくことでしょう。

統計上、つまり見た目の数字においての過労死などが減り、実質は過労死、長時間労働などが増えても知らないというものでしょう。

和歌を一句

心なく
物を得るのが
しあわせか
価値観つくり
欲しがらせるな

生活のためお金を稼ぐために、こんなに大変な思いをさせて!それが幸せ?
ブータンの仏像

ブータンは経済指標ではなく幸せが指標

自殺者の多い経済大国が日本です。高齢化と人手不足、酷暑と寒波。カジノなどができてギャンブルが盛んになる、移民の方々も過酷な労働環境の中で仕事をやめる、治安が悪化する、生活保護費も増大する。年金も増大する。

参考文献


日本が売られる (幻冬舎新書) [ 堤未果 ]

日本と世界の社会、経済についての事実を知るのにうってつけの本です。